夏においしい食べ物

夏になるとかき氷やアイスクリーム、冷たいジュースなど冷たいものがおいしく感じられます。
しかし、そういった冷たいものばかり食べているとおなかを壊したり、体を壊す原因となってしまうこともあるのです。
では夏にはどんなおいしいものをたべたらいいのでしょうか。

夏の料理に使用される定番の食材といえば、やはりなんといってもゴーヤです。

ゴーヤは沖縄県の名産であり、暑い夏を乗り切るために暑さや紫外線に強いビタミンCが含まれています。
通常の野菜のビタミンCは加熱調理すると壊れてしまいますが、ゴーヤのビタミンCは加熱しても壊れにくい特徴を持っています。
水分が多い食材として夏にはスイカも有名です。
良く冷やしたスイカに塩をちょっとだけ振りかけて食べることで、水分も塩分も同時に補給できます。
スイカが苦手という人はトマトも水分が多いのでトマトもおすすめ。
トマトには抗酸化作用の高いリコピンも含まれているため、続けて食べることで暑さやストレスに負けない体を作ることができます。
夏は冷たい食べ物の摂取が多くなり、胃腸が弱りやすい季節です。
そんな時には山芋や納豆、オクラなどねばねばした食べ物が効果があります。
また、レモンの酸味は食欲がない時効果的です。

夏の暑さで体が疲れてしまったり、内臓が疲れてしまうことによって食欲がなくなってしまうことがあります。
夏バテ防止や夏バテの時におすすめなレシピにささみと梅シソの冷やしうどんがあります。
ゆでたうどんを氷水で冷やしておきます。
ささみはゆでて厚くなくなったらほぐしておきます。
うどんの上にささみや千切りのシソ、種を抜いて叩いた梅などを乗せ、ドレッシングなどで食べます。
低脂肪高たんぱくで梅やシソの効果で食欲もアップします。

ゴーヤチャンプルーも夏にはお勧めのメニューです。
ゴーヤは縦に割って種とワタを抜き、薄切りにします。
フライパンにごま油を入れて、豚肉を炒め、色が変わったらゴーヤや短冊切りの人参を加えて炒めます。
野菜がしんなりしてきたら豆腐を崩して入れ、塩と醤油で味付けし、仕上げに卵でとじて出来上がりです。
ビタミンCは抗酸化作用が高く、暑さや日差しの強さから体を守る働きがありますが、熱に弱い性質があります。
唯一ゴーヤのビタミンCだけは熱に強いため、夏にはぜひ摂ってほしい一品です。

医食同源という言葉がありますが夏の暑さも食べ物で乗り切ることができるのです。